Date:2019年10月12日(土) 結婚式の豆知識 「高砂」の由来 人数 パーティー会場 みなさんこんにちは。 鐘山苑 Weddingです。 結婚式は時代と共に変化しています。 以前は当たり前のように行われていたことが 時代と共に無くなっています。 今回は「高砂」について書いていきます。 ゲストテーブルより一段高くなっているメインテーブルを「高砂」といいます。 ゲストハウスウエディングが増えてきてからゲストと距離を作る高砂は消えていきました。 お二人はより近くでおもてなしがしたいというのが理由みたいです。 この高砂の由来は能からきています。 今からおよそ600年前、「高砂やこの浦舟に帆を上げてこの浦舟に帆を上げて月もろともに出潮(いでしお)の 波の淡路の島影や遠く鳴尾の沖過ぎてはやすみのえに着きにけりはやすみのえに着きにけり」 説明すると、九州、阿蘇の宮の神主が上京途中に播磨の国の高砂の浦に立ち寄った後、 摂津の国住吉の浦へ着いたという意味です。 実はこの高砂と住吉という二つの場所に名木と言われる松が立っており、それを「相生(あいおい)の松」と言ったそうです。 元は同じ場所に生えた松であり、高砂と住吉の遠くに離れてしまっても、心はずっと同じであることを表しています。 映画『彼岸花』は東京駅ステーションホテルでの伴子の結婚披露宴で、 仲人は謡曲「高砂(たかさご)」の「四海波(しかいなみ)」の一節を謡います。 皆さんも参考にしてみたら! ベトナムのマナー 2019年10月19日(土) 世界のマナー 3段重ねのウエディングケーキの由来 2019年10月5日(土) 結婚式の起源 パーティレポート一覧